Pythonスクリプトの管理と場所

Pythonスクリプトのファイルは、ファイルシステム上のLibreOfficeが管理するフォルダに格納されます。マクロは、インストールレベル、ユーザーレベル、ファイルレベルで実行できます。

Pythonスクリプトの場所

Pythonスクリプトの場所にプログラムからアクセスするには、「セッション情報の取得」を参照してください。

LibreOfficeマクロコンテナー

この場所(コンテナー)にある既存のマクロは、インストールされたプログラムによってコピーされ、すべてのコンピュータのユーザーが利用できます。開いているドキュメントは、コンテナーに保存されているマクロにアクセスできます。このマクロを保存、編集するには管理者権限が必要です。

ファイルシステム上のLibreOfficeマクロコンテナーの場所は、OSによって異なります。

マイマクロ

このコンテナーには、LibreOfficeユーザーのみアクセスできます。開いているドキュメントは、コンテナーに格納されているマクロにアクセスできます。この場所のマクロは、LibreOfficeユーザープロファイルに保存されます。

マイマクロコンテナーの場所はユーザー空間にあり、OSによって異なります。

ドキュメントマクロ

ドキュメントマクロはドキュメントに埋め込まれており、ドキュメントが開いている場合にのみアクセスできます。

ライブラリ、モジュール、およびマクロ

BASICマクロと同様にPythonマクロもライブラリ、モジュール、マクロで構成できます。

Pythonライブラリの作成

ライブラリはコンテナーツリー内のフォルダーにあります。ライブラリを作成するには、対象のコンテナーにフォルダーを追加します。ライブラリ名はフォルダ名になります。

Pythonモジュールの作成

モジュールとは、ライブラリやコンテナー内のPythonファイルのことです。モジュールを作成するには、コンテナーにファイルを追加します。

Pythonマクロ

マクロは、モジュール内のPythonオブジェクトです。